2030年08月14日

みょーな動き。ごそごそ

サイト以外でのみょーな動き

◆感想メモ
 ネット上の小説作品の感想。
 http://blogs.yahoo.co.jp/wyo20032003

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2009年01月24日

ラスト・ゲーム の前の没ネタ

****

 私の王よ、私の王よ。気高き王よ。死せる王よ、夢喪った王よ。どうか。目を開けてください。私はあなたの前にいるではありませんか。ああ、なぜ、目を開けないのですか。寒空の中にいるかのようにあなたの手は冷たい。そのかわりに触れた唇の柔らかなこと。ああ、お許しください。お許しください。あなたの唇に触れる私めを。ああ汚い私めをおゆるしください。ああ、その目で私を嘲って。王よ。私のことを踏みつけてください。軽蔑してください。……私の王よ、私の王。どうして目を開けてくださいませんか? ああ、王よ。死せる王よ、夢喪った王よ。アナタの好きな歌を歌いましょう。あなたの望み一つ一つを私がかなえましょう。ですから、どうか。私の王よ。気高き王よ。死せる王よ。夢喪った王よ。どうか目を開けてください。



 ベリアーナは気狂い女だといわれていた。彼女は時々とっぴょうしもなく歌いだしては、その身にまとうドレスを脱ぎ捨てて踊りだすからだ。だから、彼女の傍使えは泣きながら彼女を探さねばならない。ベリアーナは大層醜い顔をしていた。王族の娘だというのに、その醜さといったら、化物のようだと人はいった。
有能な頭脳はあったとしても、ああ、ベリアーナは狂っていたのだ。それは己の醜さを知らないベリアーナにとっては幸いなことだったのかもしれない。
 彼女の傍使えとして新たに一人の男がやってきた。名はセーレ。彼は


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2009年01月23日

ラスト・ゲーム

「嘆きの塔」「雪」「舞姫」「星座」「置物」「異類婚・異種族婚」「棺」

***

「あ、雪」
 窓辺を見ると、つい呟いた言葉は独り事にしてはやや大きく、まるで宙にぶらりとぶらさがったままなので、誰かがこの言葉を拾ってくれるものかとすこしだけ期待はしてみたが、この世に俺の言葉を受けてくれる存在がいないことを思い出して苦笑いがもれた。
 朝方から冷え込むと思っていたら、もう世間では冬らしい。
 世界を覆いつくそうかというほどの貪欲で、重々しい灰色の雲が空を支配して、そこから白い礫を降らせている。寒さに身を震わせながら俺は珈琲を淹れるために億通ではあるが身を動かした。キッチンで珈琲をいれていて、気がついた。
 そして舌打ち。
 家の中――といっても狭い馬小屋を探す場所なんてない。つまりは外だ。
 俺はコートを手にとって外へと出た。
 外に出ると寒さが、ますます身に沁みた。目を伏せてはぁと息を吐く。白い息。肺一杯の冷たさをそのとき、イヤと言うほどに感じる。
「サラ、どこだ」
 サラはとても美しい舞姫だった。舞姫と言う言い方は、いささか嘘がある。サラは男だからだ。性別を偽ってまで酒場で男相手に踊り、そして賭けに生じては勝っていたサラ。彼女――身は男なのに、彼は自分のことを私と称した。なんでも生まれたとき、性別をきっと間違えてしまったね、というのが彼女の、彼の証言で。彼はときどき酒場で踊っていた。歌は歌わないらしい。俺は一度だけ彼女の歌声を聞いたことがある。美しいとはいいがたいが、下手ではなかった。歌えばいいのに、サラ。そういうサラは笑った。だって歌は大切なものでしょう。私のジィル。俺はサラのもったいぶった言い方を好んだ。サラはいつも酒場で踊って、それは大胆で卑猥でいびつで、彼女はそれを芸術だといっていた。だから見せることは恥かしくないといっていた。店はいつも薄暗くて、サラが男でも女でも客たちは気にしなかったのだ。俺はいつも、そんなサラに目を向けた。なぁ。サラ。俺たちは双子の正座なんじゃないのかい。なぁに、それ。俺はお前で、お前は俺なんだよ。サラ。愛しいサラ。俺は彼女の手をとって誘った。
 正直に言おう。俺はサラを抱きたかっただけだ。
 彼女の男である体にセクシーな仕草、そして陽気で笑う顔と薄緑の染めた髪に引かれたのだ。そう。ただたんにセックスしたかったのさ。
 その日、犯されたのは俺のほうだったがね。笑えない話だよ。ほんとうに。なんてやつだ!
 サラと来たら! なんてあばずれ。なんて淫乱! アア、クソ。ファック! そんな下品な言葉で罵っても罵ってもたりないほどに素敵だったのさ。
「素敵だったよ」
「お前はサドだったんだな。サラ」
 俺は手首の痛みをこらえきれずに枕を投げつけてやった。サラはからからと笑って俺の攻撃を避けてしまった。
「まっさか。お前がむかつくから、ちょっといじめただけだろう。お前のそのプライド、嫌いだね」
 サラは俺のプライドを引き裂き、そして丁寧に皮膚をひきはなすと、血肉に辛子をぬりつぶすように、俺の心をズタズタに引き裂いた。あんなにかわいい顔をしながら俺をベッドではこけにし、今だってこけにした。
「この家は俺のだぞ」
「ああ、しってるよ。かわいいジィル」
「てめぇ、態度でかいんだよ。サラ」
「お前よりはマシさ。かわいいジィル」
「そのいいかた、やめろよ」
「かわいいジィル」
 くっくっとサラが笑いながら俺の投げた枕をひょぃとかわした。ダンスは得意だよ。かわいいジィル。ほらほら、それではあたらないよ。ジィル。そういってたん、たん、たたん、と踊ってみせる。サラ。俺は投げるものがなくなってベッドを叩いた。
「お前はいったな。かわいいジィル、私たちは、双子だって。そうさ、星座なのさ。私たちはだから、求め合って憎みあう。素敵じゃないか。それ」
「どういう意味だ。サラ」
「口説いてるのさ」
「バカじゃないのか。お前なんて見た目は置物みたくきれいだけども、そのくせすごいむかつくんだ。出て行け」
「はいはい。じゃあな。かわいいジィル」
 俺とサラはセックスしたその日に喧嘩別れしたわけだ。けれど俺はサラのいる酒場に通っては、いつもサラのことを見ていた。サラのダンスが好きだったからだ。サラの足、サラの腕、サラの肉体がすきだった。見ているときはあんなにも愛しいのに、夜は愛せるのに。どうしても昼間になると、こいつを殺したほどに憎んでしまう。サラは俺の心を弄ぶ天才だからだ。そうだ。こいつにとっては俺もカードと一緒。負けるか、勝つか。だから楽しくて遊んでいる。弄ばれるのはいやだから、俺は弄ぼうとしているのに。仕掛けたゲームに逆に負けていく。そうだ、ああ、そうだよ。サラ。お前が好きなんだ。
 サラが俺の前で他の客の膝にのって笑う。俺のことを笑っている。俺は立ち上がった。サラの腕をとる。サラが俺のことをみた。そして、そのままキスを送った。客のことは殴っておいた。そうしたら、思いっきりボディガードによって殴りまくられて、一ヵ月店に出れなくなった。サラは大笑いして、俺のことをベッドに連れ込んだ。
「かわいいジィル、ああ、血まみれじゃないか。かわいいな。ジィルは」
「うるさい。このサド。変態。お前なんて、お前なんて」
「かわいいジィル。私の勝ちね」
「ああ、そうだよ」
 そのまま俺たちは唇を重ねたわけだ。そうだよ。この勝負。はじめから勝ち目なんてなかったのさ。哀しいというか、不毛というか。サラは笑いながら俺にいったね。勝ち目のない賭けなんてするわけがない。そうさ。勝てるからやるんだ。ばかだな。ジィル。私が女装してダンスするのも、それは客にはばれないから。ばれたのはジィルだけだったよ。その点ではお前は私に勝ったから、いいじゃないか。ねぇ、かわいいジィル。
 俺たちは一緒に暮らし始めた。
 まるでその場にあったかのように暮らし始めて、俺はすぐに嫌気を覚えた。負けたことが悔しかったといえば、それだけだ。俺はサラにもうやめようといった。いいよ。かわいい、ジィル。そういってサラは俺のことを引きとめもしなかった。そのあと半年もたたずに俺はサラのいる店にいった。そこで俺は一人じゃなかった。かわいい女の子を連れていた。肩を抱いてキスをしたが、サラは俺のことを一度もみなかった。見ずにダンスを踊った。その作り物めいた微笑みは変わらなかった。俺はそのあと、その女の金をちょろまかして逃げた。その女の男だというヤクザからも追われた。殴られたが、命はある。俺はサラのアパメントに逃げ込んだ。一度捨てて、そしてまた戻ってきた厄介な俺をサラは笑って招いた。珈琲を飲ませてもらい。そのあと、サラはソファで寝た。俺はベッドで三日ほどは唸り続けて、そのあと、からだが回復したのにサラとベッドで寝ないのかと尋ねた。サラはソファがあるといった。二人には小さないソファがいるから、いらない。俺はサラがいない間にそのソファとベッドをくっつたけ。仕事から戻ってきたサラは大笑いして、俺と一緒に寝た。
 話を戻そう。
 俺はサラを探している。俺のサラは消えた。今度は俺ではなくて、サラが。俺はヤクザに追われていた。それをサラはかくまっていた。そのせいでサラはヤクザに見つかった。サラがどういう目にあったのかは俺は知らない。断片的にしか。ただ、サラはそれはひどいことをされた。足の腱を切られた。逃げないように。それでもサラは逃げ切った。みんな彼女の強さを知らなかった。または彼女は人を騙して勝つ天才であることを知らなかったのかもしれない。サラは俺のところにかえってきた。笑った顔と血。それだけが俺の胸をしめつけた。俺はどうしようもないろくでないしだよ。サラ。俺を殺して欲しい。サラの夢と希望を奪ったから。なぁサラ。
 ばかだね。ジィル。お前は殺す価値だってないんだよ。私のかわいいジィル。ろくでなしのジィル。かわいいジィル。
 サラの傷の手当をして、俺はどうすればいいのかわからなかった。わからずに寝て、起きて。今になる。サラはどこだろう。家から出て、すこし歩いたところに公園があった。この邦の名であり、存在であり、唯一の信仰の象徴である女神――リディアの像の前にサラがいた。
「サラ! どうしていなくなったんだ。そんな体で」
「体は昔から丈夫だったからさ」
「あのなぁ」
「なぁジィル」
「寒いから、とにかくコートを」
「俺と結婚してくれ。かわいいジィル」
「……熱でもあるのか。サラ」
「俺は本気だぜ。ジィル。かわいい俺のジィル。俺は女を殺されちまった。お前のせいでな。だからジィル。お前もそろそろ捨てろよ」
「なにを」
「男を。それとも、その腹の子を捨ててまで男になりたいのか」
「なにいってんだ。俺は」
「もう俺は私なんていわない。サラは死んだからだ。舞えない舞姫はいらないからな。お前がどうしても男になりたいなら、その盗んだ金を持って消えてまえ。なのにお前は迷った。腹の子をどうするのかで」
「サラ」
「かわいいジィル。どうする」
「……」
「俺と棺にはいらないのか? ああ、結婚したら、もう墓場か。それはいやだな。まぁいきながらの棺も、それはそれで楽しいかもな。なぁかわいいジィル」
「……俺は男になりたい。女なんてまっぴらだ。犯されるし、かわいいかっこうすると、化粧臭い、弱いし、わがままだし、くそだし。ああ、いまいましい」
「で、どうするんだ。かわいいジィル」
「……お前の勝ちだよ。サラ……私の負け」
 私が負けを口にすると、サラはくっくっと喉の奥から笑いをこみあげた。殴られて赤黒い顔をした彼は私の手をとった。
「女神リディアよ、あなたが封じられている嘆きの塔からわれらを見下し、祝福したまえ」
 彼は私の手に紳士のようにキスを送ったあと、笑った。
「俺は負ける賭けはしないのさ。かわいいジィル」
posted by 槙皇旋律 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月17日

作風が変わったかも、しれない

以前より お知り合いのお方からは
ダーク系 悲劇系 な作風とよくいわれますが
え、そんなことないよ たぶん
とすっとぼけてこたえてまいりました。えへへ。

けど、最近は自分でもちょっと作風がかわってきたかと想うんです

いや、そんなことはないと想うよ
といわれそうですが
投稿のほうでは、そんな悲劇してないのっ! と叫んできます。えへへ。

投稿の下読みをお願いしている知り合いからは うん。作風、かわったね といわれましたし。えっへん

悲しいことだけ書かずに 優しいことをちゃんと優しさ として書けるようになりたいなぁと想う今日この頃です

posted by 槙皇旋律 at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々考える人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

背徳者の純愛

短編で、前に投稿した作品の没です

男がひたすらに歪んだ愛を女に向けるという作品です
もうちょっと男の心がかけれればいいんですけどね
あんまり書きすぎるとそれは、それで嘘くさいのでこれくらいにまとめてみました

何にでも秀でた女性に対して憧れとか嫉妬とかいろいろまじってその女性がほしいっていう男の気持ち
posted by 槙皇旋律 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | あとがき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

紅茶がうまい

実は、最近 紅茶がちゃんと飲めるようになったというので
ネットのお友達のわざびさんが 紅茶について大変詳しくてってちらっと
砂糖をいれるといいよ
というのを聞いて、今まではなーんもしてなかったのですが
一度ためしてみると、これがうまいっ!

最近、ジャムをいれるということもにチャレンジしてみました
というか、紅茶用のジャムがあったもので
飲んでみました

おいしかったvvv(今飲んでるのは、アッサムばっかり)


飲み方一つで、こんなにも違うんだとびっくりしました。



それで味を占めて、いろいろとお茶類に興味がありまして
中華料理でおいしいところがありまして
そこのお茶がとっても気に入ってお茶の葉を購入して
一人でもそもそと飲んでます
あっさりとした味と匂いがよくって ちょっと濃い目のお菓子でほくほくしてます
posted by 槙皇旋律 at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みんな、祈ってね。また

締め切りまであとすこしぃぃい
と叫びながら書きました。

いろいろな人が支えてくださいました。ありがとうございます。

YA文学短編小説 に応募しました。
30枚、意外と大変でした。
よろしかったら、みなさん、応援してね。


一回目没にして二回目の全て書き直し。
自分、やったでごわすよっ!
そのかわり企画に参加できなかったけどorz
posted by 槙皇旋律 at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 投稿奮闘記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

ちょっと待ってて

最近、眠気との戦いです

とりあえず、ご指摘いただいた誤字は直しました。
みんな、
ありがとう

■返信

楠さん
フウマを
読んでくださり、ありがとうございます♪
スパイシーさがだんだんと強くなっていきますので。楽しんでいただければ幸い♪


拍手

終りを謳えですね。たぶん。作品名がないので、ちょっと自信がないのですが
そうですね。この表現はやや可笑しいので、ちょっと訂正しておきます。

さくらさん
終りを謳えを楽しんでくださり、ありがとうございます。
更新するよ。力の限り。気力の限り。
ふぁいと、自分。
お互い連載、がんばりましょうね♪




posted by 槙皇旋律 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | メッセージ返信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

完成♪

ウィングス投稿用原稿がようやく完成
規定が150枚

113枚。
とりあえず、書き足しがあるので120枚くらいいくかな?

友人に読んでいただいて
その間に別のほうの書き直しをやっていこうと思います



posted by 槙皇旋律 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 投稿奮闘記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

◆重要なお知らせ◆


アクリアン のサーバが使用できなくなっているようです
ただいま、別サーバを借りるように手続きをとってます

読者のみなさまにはご迷惑をおかけします

posted by 槙皇旋律 at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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